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モエコレPLUS 鏡音リン & レン ボークス版

メーカー:ボークス 発売:2008/11
原型制作:ミルヒ・シュトラーセ
メーカー希望小売価格:10,290円(税込)

玩具レビュー

プライズ版(AM)も好評のボーカロイドシリーズ、今回は他メーカー先駆けた形で発売されることとなりましたボークスさんのモエコレPLUSシリーズ第四弾となる「鏡音リン&レン」です。

発売済みの「ミク」とあわせて「ボーカロイド集合!」というフィギュアレビュー的には大変見栄えのするおいしい製品構成でありながらも、「ドラクエ」と「ミシシッピー殺人事件」の素敵なセット販売がなぜか脳裏を横切ったまーしゃです。

個別売りにした場合に想像されるであろう出荷数(マイルドな表現)に大きな差ができてしまうであろうことを考えると、レンに対するボークスさんのこころ優しい配慮とも言えるかもしれませんね。(言えないかもしれません)

やっぱり美少女フィギュアのレビューを期待されているであろう(されてるよね?)CUTANEWSのスタンスとしては、オトコフィギュアレビューは過去にない訳ですよ…ああ、もちろんカトレアの時のアレを除いてね。

しかしまさかその最初がレンになるとは…ひそかにお気に入りのランバ・ラル(AA)ですら、空気読んでレビュー見送ったというのにっ!

もういっそレンについてはツーショットメインで単体としては1、2枚で済ませてしまおうかと思ったくらいですが、「せっかくだから」という貧乏性ゆえエンター性を重視し撮影に挑むも、予想に反して多くの撮影枚数となってしまった気がします。

ほら、うちのレビューはウソの無い率直な感想を心がけておりますので…時々ちょっと頑張って欲しい気持ちが前面に出過ぎちゃう時もありますけどね?
今回は正直自分をどれだけ騙せるかと覚悟していたのですが(主にレンに対して)、二人列べるとかなり画になりますね、ホント良かったです。

バラ売りだったら売り上げ的にどうだったろうか?」と思いながらも、バラスト付き(ぉぃ)レンとのセット販売でありながら売り上げには影響なかったようで予約完売の店頭販売分はありませんでしたね。

ミク」の時と同様に、公式イメージに非常に忠実なデザインで、散々言っておきながらなんですが「レン」と列べて飾ると実に画になるというのは確かです。
また、これも「ミク」同様に右手の差し替え可能、2バージョン付属している右腕から好みのポーズを選択することが可能となっています。
そしてこれまた同様に、差し替えとしては面白みのない違いとも言えるポーズ付けではありますね。

服や髪の毛の光沢感は綺麗な塗装で、例によって若干の仕上げの雑なところというのも見受けられますが、ひとえに綺麗な塗装故にアラが目立つということかもしれません。

お顔についてはイメージ通りで文句なし、髪の毛のゲート跡がやっぱりちょっと目立ちますね
目線的にもキメ角度のかわいらしさはミク以上かもしれません
改めてみるとより幼い印象で、あどけなく見える表情も良いですね
スカート+パンツ(縞々だとより攻撃力アップ)という直接攻撃力の高いミクに対して
ちらりと見えるおへそやワキなど飛び道具的な要素がポイントですね
コスチュームの細部についてはミク以上に今回初めて気がついた点が多かったり
せっかくだからショートパンツの中もちょっとつくってみるとか…ねぇ?
こちらが腕を伸ばした差し替えバージョン
単体ではさしたる変化に見えないかもしれませんが、レンとあわせるとなかなか良いアクセントに
このおへそチラりや限界ギリギリのアングルはどうだろうか?
ここまでくれば、これはこれでありなんじゃないだろうか?(不明瞭な言い方はやめたまえ)

まぁ、あれだ…見りゃわかるよな?…以上

…じゃなくて、やはり二人揃えて眺めてみると魅力がズドンと上昇するというのはセット構成の強みですね。
製品のクオリティ的には、リンと同様に綺麗な塗装とかわいらしいお顔に、イマイチな仕上がり(ぉ…というところでしょうか。

こちらは左手を差し替えることが可能で、リンと列べて飾る時のバリエーションには良いアクセントになりますね。
今後、リンはともかくレンが製品化される機会は少ないかもしれないことを考えると貴重な製品になるかもしれません。

同じようなデザイン性にしてちゃんとおとこの子しているところが見事ですね
台座についてはリンと結合することが可能な仕組みが用意されています
いっそのことミクも一緒にできればとも思いましたけど…。
スタイリッシュなキャライメージを見事に表現できているあたり
男の子フィギュアとしては完成度高いですね…あとはそう、趣味の問題だ
やはり二人列べてこそのリン&レン
もう少し二人揃った画を増やしても良かったなぁ

さて、なかなかのクオリティの二人も、所詮フィギュア界の女王(品薄的な意味合いで)の前では前座に過ぎないともいうべき構図。

正しい飾り方の一例です
ヒロイン二人のツーショット
あのミクさん、髪の毛がちょっと邪魔なんですけど…

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