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Fate/unlimited codes セイバー・リリィ -全て遠き理想郷(アヴァロン)
グッドスマイルカンパニー版

メーカー:グッドスマイルカンパニー 発売:2009/09

原型製作:河原隆幸

メーカー希望小売価格:9,800円(税込)

玩具レビュー

かつては「月刊セイバーさん」と言ってもいいくらいのペースで発売されていた時期もあった「Fate」シリーズ、あの一騎当千の関羽さんやToHeart2のタマ姉と肩を並べられるほどの製品化数(やや誇張入り)を誇っていたセイバーさんも今はちょっと懐かしい感じです。

様々なメディアでの展開も落ち着きつつあるところで、来年には映画版が公開されるというところが同じくフィギュア界の切り札ともいえる「なのはシリーズ」とも同じ様な流れになってるあたり、ムーブメントは一周廻ってふたたび巡るってところでしょうか。

フィギュアの製作技術は日進月歩を感じさせ、アルターフェイトさんは当時と比較していろいろ大きくなりましたよね…箱とかが(AM)(技術じゃねぇだろ)、また表現の限界に挑み続けているギガパルスさんは日々そのボーダーライン(AA)をクオリティと共にぐいぐいと押し上げており目が離せません。

そんな感じでブーム二周目の最先端を感じさせてくれるのは、発表時から注目を集め続け、イベントの度に撮影している分で既に1レビューに相当しそうな期待を集めていた注目作、「Fate/unlimited codes セイバー・リリィ -全て遠き理想郷(アヴァロン) グッドスマイルカンパニー版」がついに発売…予約券の日付をみると「振り向けば遠く…」と実感しますね。(ほっとけ)

まさに抜刀直後の動きのあるポーズにして、凛として静なる印象を与える優雅な姫
右手のカリバーンは取り外し可能
左手のアヴァロンはクリアパーツにて左手にしっかりと固定されます
左手は手首から先をアヴァロン無し用のものに差し替えることが可能です
デコマス発表直後のアヴァロン固定用のパーツもクリアパーツになったことで
かなり目立たない…というか全く気にならない見事なつくりになってます
躍動感たっぷりの上に凛々しい表情でありながら
コスチュームのアレンジでここまでセイバーさんと印象が変わるのか…というデザインには当時から感心したものです
…なんでも、次は赤セイバーさんだとか?
なんかセイバーさんのキレイな部分を全て吸い出してしまったかのような構成要素をもつリリィさん
アホ毛も標準装備にしてこの凛々しさ
きりっと結んだ視線をビシッと決めた表情となびくポニーテールがかわいくも見えます
白いコスチュームに白銀の甲冑、各所の黒いアクセントが絶妙な配色
金髪娘と肌の露出箇所のバランスなど、発表当時から二の句の付けようの無い完璧なデザイン性
リリィの名を表すかのように百合の花を思わせる翻ったスカート
台座の演出と合わせて物語性を感じさせる全体構成です
円を描くかごとくの抜刀シーンは、コトブキヤさんの謙信を思い出させますね
あれも白いアレンジ(AA)あったしな…
エクスカリバーの方は鞘(アヴァロン)に収納可能
完全な納刀状態も再現可能です
そして、抜刀!
右手はエクスカリバーに持ち換えることも可能
露出部分はほんのちょっぴり増えただけなのにね
大きく開いた背中と…そうワキですワキ!
こちらは左手をアバロンの保持無し用のモノに差し替えました
こうした細やかな配慮はうれしいですね
クリアパーツのひらひらとスカート、アーマーの飾り布
…と質感の差を見事に表現してますね
パンツが意外に普通wwww
なんかイメージ的にもっとスゴイのはいてるんじゃないかと思ったんですが…もしくははいてないとか
シワの表現と、ストッキングとガードルは良い感じですねぇ
そして、聖剣抜刀
ここからはちょっとライティングを変更して…
自分の内的にイメージが決まりすぎてて
ついつい同じような構図で撮りすぎてしまったかもしれません
光と闇っぽく…
次はこれにあったセイバーが欲しいですねぇ
AM:Fate/unlimited codes セイバー・リリィ -全て遠き理想郷(アヴァロン)
グッドスマイルカンパニー版
Fate/unlimited codes セイバー・リリィ  全て遠き理想郷(アヴァロン) (1/7スケールPVC塗装済み完成品)
AA:Fate/unlimited codes セイバー・リリィ 全て遠き理想郷(アヴァロン)

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